ローゼンメイデンは私の生き甲斐

わたしはローゼンメイデンというアニメの熱狂的ファンです。PEATCH-PITさん原作のマニアックな漫画で、不登校の少年が「ローゼンメイデンシリーズ」という人形だけど人間と同じ日常生活が過ごせる→例として、目玉焼き付きハンバーグを食べれたり、普通に話せる。

文字通り、生命≪いのち≫を持つ人形の「マスター・ミーディアム」=持ち主となり、彼女達の背中のネジを巻き、授けられた指輪を通して、ローゼンメイデンに力を与える媒介となります。その少年、ジュンは他人との関わりを拒絶し、共働きで海外での仕事が多忙な両親に代わって唯一面倒をみてくれる姉に対しても反抗的で横柄な態度をとってしまいます。しかし、ほんとうは不登校になった自分が原因で姉を苦しめているのではないかと葛藤し、不器用ながらもローゼンメイデン達や姉にも少しずつ真の優しさをみせるときもあります。

わたしはこの作品がただ「好き」なのではないのです。ローゼンメイデンは私の生きる希望なんです。友達にローゼンメイデンの存在を教えてもらってから、この作品の虜となり、Amazonにて少しずつローゼンメイデンのドールやグッズを集めてきました。

ローゼンメイデンは、彼女達を作った人形師、ローゼンから課せられた「アリス」という一つに向けて戦わなければならない宿命を持つ「特別な人形」です。見た目や性格が個性的で話もコメディー要素があるところも否めないので、一見、「楽しくて可愛くて子どもっぽい」と思われるかもしれません。

しかし、この作品は、視聴者に生きる強さを教える「教訓的」な作品なんです。主人公のジュンは現代の成人や思春期の子どもにもみられる「引きこもり」の問題を抱えながらも、ローゼンメイデンドール達と「関わる」ことで、コミュニケーション力や、それまで人に対し、社会に対して閉鎖的価値観を持っていたけれど、その考えを改善し、ドール達を家族として闘いから守ろうと奮闘するんです。

名前通り、深紅のドレスに身を包んだローゼンメイデンの一体である真紅は、何故、ローゼンメイデンは闘わなくてはならないのか?という疑問に対し、「だって生きることって闘うことでしょう?」と理路整然と答える描写があります。外界との接触を断ち切ることで自分を守ってきた思春期の少年心の成長や、人形が動き、人間の女の子同然の意思と強さをもって「生きるために闘う」ことを選択する精神的な「自立」は、初見のローゼンメイデン視聴者に「キャラクターかわいい」「プリキュアみたい」という印象だけを残さない考えさせられる作品だと私は思います。

現在、アニメは放送していませんが、ウルトラジャンプで「ローゼンメイデン0」として新連載中です。ですから、ローゼンメイデンという作品がもっと世に広がってほしいのです。